足_陥入爪(巻き爪)

陥入爪(巻き爪)

陥入爪とは爪の側面が食い込むことによって皮膚が腫れて痛みが出る状態です。足の親指に生じることが多く深爪など不適切な爪の切り方が原因となることが多いです。
皮膚に食い込んでいる爪のみを切除して痛みをとります。多くの場合は改善しますが、さらに悪化することもあります。
陥入が強くなると傷が出来て細菌がついて化膿する時もあります。化膿した部位が盛り上がって(不良肉芽)治癒しにくくなります。

治療

当院ではマチワイヤーによる爪の矯正を行なっています。マチワイヤーはニッケル、チタン合金に特殊処理を施した合金製です。強く曲げても回復力が一定で折れることはほとんどありません。爪の先端に穴を2つ開けてマチワイヤーを装着します。ワイヤーがまっすぐに戻ろうとする力で食い込んでいた爪の部分も浮き上がってきます。1~2ヶ月ほどして爪が伸びてきたらワイヤーを爪の根の方に入れ直します。
この治療の良いところは爪に穴を開けてワイヤーを通すだけなので痛みがありません。ワイヤーを装着したまま風呂にも海水浴にも行くことが出来ます。
この方法は保険が使えませんのでワイヤー代は実費になります。(1本4,000円:2~3回分使用できます)

巻き爪
巻き爪
巻き爪
巻き爪
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