捻挫治療

捻挫とは?

捻挫(ねんざ)とは、不自然な形にひねることで関節の靱帯や腱、軟骨などが傷つくケガのことです。

関節部分の血管が傷ついて内出血を起こすと、その部分が腫れてきます。
どこの関節にも起こる可能性がありますが、足首や指などに多くみられ、突き指も捻挫(ねんざ)の一種です。
スポーツのほか、転んだり、高齢者が階段を踏み外したりして起こるケースも多くあります。
こうした炎症、傷などの刺激によって発痛物質というものが作られ、痛みが起こります。

診察時のポイント

症状・診察所見・レントゲン検査から捻挫の程度を診断して、手術が適応か否かを判断します。

保存的療法(手術療法以外)であれば、ギプス固定・テーピング・包帯固定を選択します。 日常生活では固定をしながら、リハビリテーション(可動域改善訓練・筋力増強訓練)を行います。
スポーツの再開する時期の判断が重要です。

捻挫に対するリハビリテーション

障害を受けた場所にあわせ、物理療法、リラクゼーション、理学療法などを行いできるだけ早く回復できるよう治療を行います。

●過流浴

お湯の泡とともに超音波が出ることにより、ケガをした局部を温め血行をよくし組織の修復促進を図ります。

●微弱電流

微弱の電気を流すことで壊れた細胞の修復を促進します。

●理学療法

症状の状態に合わせ適切な運動や固定を行い、疼痛の軽減、症状の改善を図り、捻挫の再発予防を促していきます。

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