リハビリテーション科

管理者ごあいさつ

主任 永田 晃

主任

永田 晃

リハビリテーション科ではアットホームな雰囲気作りとともに、患者様一人ひとりに合った治療を提供できるように努めております。
物理療法(温熱治療・電気治療など)だけではなく理学療法士・作業療法士とマンツーマンで治療を行う運動療法・徒手療法に力を入れています。
理学療法士・作業療法士が身体の状態・症状・ご要望・ご希望などの問診や身体機能の評価を行い、オンリーワンなリハビリテーションプログラムを立案・提供いたします。
これからも患者様の笑顔のために、暮らしに「満足」と「安心」をお届けできるよう努めていきます。

リハビリテーション科の特徴

AKA治療

AKAはArthroKinematic Approachi(関節運動学的アプローチ)の略であり、滑膜関節にアプローチする徒手医学の1つです。関節包内の関節の動き(関節の滑り、回転・回旋など)の異常を治療する方法及び関節面の運動を誘導する方法と定義されてます。
AKAの目的は痛みに対する治療ではなく、痛みの発生原因である関節包内運動の障害を改善することです。体幹や四肢の痛みやシビレなどは、主に仙腸関節の遊びの減少によって発生する関節原性関連痛です。
AKAによって関節の遊びを改善されれば、自然に痛みは消失します。
関連痛の部位によっては、別の関節の手技を追加することがありますが、90%以上は脊椎椎間関節炎、仙腸関節が治療の対象になります。この手技を、私も脊椎を主体として四肢関節の疾患の治療に応用して皆様の苦痛の解除に繋げたいと願っています。

図1

関節の動きは、曲げる・伸ばす・回旋させるという目に見える動きの他に通常目に見えない関節の遊び※1という動きがあります。この目に見えない動きが障害されると疼痛・シビレ感などの症状が現れます。この機能障害が顕著に現れる関節が、骨盤の後にある”仙腸関節”(図1)です。
※1 関節の遊び=副運動

図2

この仙腸関節機能障害がおきると、これが原因で腰・殿部に疼痛が、 更には下肢の関節の副運動が障害され、疼痛などの 症状が出現します。
腰痛等で他の医療機関(病院)で診察してもらうとMRI検査が行われ、その結果画像診断(図2)として椎間板ヘルニア・ 辷り症・狭窄症などの診断名で説明を受けます。
確かに画像上は神経の圧迫があり、脊柱管狭窄症の診断のもと、薬物療法、神経ブロック・リハビリテーションで加療してもらいますが、期待した程の改善がみられないことがあります。その中にはこの仙腸関節機能障害が主な原因であったり、重なっている場合が多くあります。

図3

仙腸関節は起き上がる、立ち上がる、歩くなどの動作の際には必ず数ミリ動いています。数ミリの動きの中で引っかかり(図3)が 生じて、腰痛、殿部痛が生ずるのです。AKAはそのわずかな動きの異常を手の指先で感じ、これを矯正し、症状の改善に結びつけています。

AKA希望のかたへ

丹菊整形外科では、基本的には初診の方は検査・診察のみで、初診当日にはAKAを実施しません。
初診診察時にAKA実施日の予約をとっていただきます。

運動療法

「運動療法」によるリハビリテーションに力をいれています

当院のリハビリテーションは、物理療法だけではなく、理学療法士とマンツーマンで治療を行う運動療法(個別リハビリテーション)をメインで行っております。
運動療法では、当院施設内にて運動を行って頂いたり、運動の指導のみではなく、お一人毎の症状・疾患に合わせた治療プログラムを立て、リハビリテーションを実施します。
また運動療法だけではなく、痛みの原因や身体機能の低下の追及をはじめ、リラクゼーション・ストレッチ・関節可動域訓練・筋力訓練・姿勢調整・動作指導や生活指導などの理学療法・徒手療法も合わせて行います。

このような方に運動療法がおすすめです

このような方に運動療法がおすすめです
運動療法は、幅広い年齢層、様々な体の疾患に対応しています。

  • 首、肩、腰が痛い
  • 背中に張りがある
  • 歩くときに膝が痛む

こういった日常生活での痛みは
運動療法を定期的に行うことで徐々に改善していきます。
高齢の方には体の機能回復・維持を目的に、定期的に運動療法を行っていただきます。
治療した患者さんからは「膝が痛くて歩けなかったのに歩けるようになった」など、嬉しいお声をいただいています。
スポーツでの怪我で来られる患者さんには、障害部位への加療や再発予防のための体作りまで指導を行っております。
運動療法は、肩こりや腰痛、膝痛など「慢性的な疾患」でお悩みの患者さんにも治療効果を期待できます。
その他、近隣の病院で手術を行われた方の機能回復リハビリテーションにも対応しており、日々の生活の手助けを少しでも出来ればと考えております。

ホームエクササイズのご紹介

現在準備中です。

ページトップへ